1995-03-27 ArtNo.1016
◆<馬>KLIA Bhd、通貨スワップで円高に対処検討
【クアラルンプル】クアラルンプル・インターナショナル・エアポートBhd(KLIAB)はメイン・ターミナル建設契約ローン・パッケージの90%以上を占める円借款に対する円高の影響を和らげるため通貨スワップの可能性を検討している。
KLIABのクリフォード・ハーバート会長が24日に催されたサテライト・ターミナル建設契約調印式の席上語ったところによると、同社はコンサルタントを通じて中央銀行及び他の銀行2行とこの点を検討していると言う。一方、建設コスト1億Mドル前後と見積もられる滑走路の請負入札には23チームが応札、2~3週間以内に結果が出る見通しだ。また今日(3/27)メイン・ターミナルの起工式を主宰するマハティール首相は、工費1億2000万Mドル相当の軌道車両の建設請負業者を発表する予定だ。(NST,LZ:3/25)
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