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1997-04-17 ArtNo.10158
◆＜星＞アイワ、製造業務を大幅に縮小、近隣諸国への投資拡大
【シンガポール】アイワはロアー・デルタ・ロードの工場を昨年閉鎖したのに続き、ワンシー・ロード及びジャラン・アフマド・イブラヒムの2工場の生産ラインを14本から3本に縮小する。
アイワの石垣社長が15日明らかにしたところによると、シンガポールのグループ製造業務に対する貢献は往時の10％から5％に縮小しており、その役割も量産基地から、域内業務の管理センターに変化している。しかしシンガポールの2工場は今後も維持され、日本工場とともにミニディスク、デジタル・ビデオ・ディスク等のハイエンド製品の製造や域内の他の生産拠点に対する支援サービスを手がける。これに伴いインドネシアにさらに多くの工場が設けられる他、フィリピン、タイ、中国における相手先商標製造(OEM)業務が拡大される。
アイワの1996年度営業額は3100億円、純益は54億円に達した見通しで、1998年3月期には30億米ドル以上の営業額が見込まれていると言う。(ST,BT,LZ:4/16)
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