1997-04-15 ArtNo.10126
◆<星>ソニー、亜太地域のデータ・メディア市場開拓に注力
【シンガポール】アジア太平洋地域のデータ記憶装置市場は向こう24カ月、年率20~30%の成長が見込め、同市場での指導的地位維持を図るソニーは、これを上回る事業の成長を目指している。
ソニー・インターナショナルのアジア太平洋地域データ・メディア部門を担当する落合氏が、このほど聯合早報紙に語ったところによれば、ソニーは3.5インチCDからCDリライタブルまで、強力な製品群を備えており、ユーザーの様々なニーズに応じられる。今月から今年末にかけて、ソニーはヒューレット・パッカードと共同開発した記憶容量12GB(ギガバイト)のデジタル磁気テープDDS3や25GBの磁気テープ、CDリライタブル等を続々市場に投入する。向こう数年3.5インチ・ディスク・ドライブの需要は高水準を維持するものと見られるが、5年後にはZipディスクにトップの座を奪われる見通しと言う.(LZ:4/14)
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