1997-04-12 ArtNo.10105
◆<印度>カルナタカ発電計画EPCレースで韓国現代が先行
【カルカッタ】IPSパワー・カンパニーがカルナタカ州で進める110MW(メガワット)ナフサ発電事業のEPC(エンジニアリング/資材調達/建設)契約レースでは、韓国のHyundai Engineering(現代)が、他をリードしているようだ。
同レースには米国のベクテルやL&Tも加わっているが、韓国現代をEPCコントラクター最終選考リストに載せたIPSパワーの決定は、外国投資委員会(FIPB)のプロジェクト認可と時を同じくしている。
ボストン拠点のThermo Ecotecの完全出資子会社、IPSパワーは既にBharatペトローリアム・コーポレーションLtd(BPCL)と年間14万~15万トンのナフサ供給に関する覚書を交換している。350クローのプロジェクト・コストは借款70%、自己資本30%で賄われる。ターンキー・ベースのEPC契約の額はプロジェクト・コストの80-85%を占める見通しで、275クロー前後と見られている。(ET:4/9)
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