1997-04-12 ArtNo.10102
◆<馬>運輸相、新高速鉄道計画の総理府への提出を確認
【クアラルンプル】リン・リョンシク運輸相は、レノン・グループの立案した半島縦断新高速鉄道建設計画が、政府の認可を得るため既に総理府経済計画局(EPU)に提出された事実を確認した。
英字紙サンが報じたところによれば、リン運輸相はエーシアン・ウォール・ストリート・ジャーナルの関係報道に触れ、以上の消息を語った。レノン社は2003年にクアラルンプル/シンガポール間の路線が開通した時点で初年度に年間420万人、クアラルンプル/バターワース間については、2005年の完成時に年間330万人の乗客が見込めるとしている。
しかし懐疑派は新たな土地収用に伴う政治問題や膨大な建設費を賄う政府の財政負担、大量の設備輸入に伴う国際収支の悪化等を指摘していると言う。(LZ:4/11)
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