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1997-04-12 ArtNo.10101
◆＜馬＞バクティ・コミンテル、ハイテクパーク移転機に事業拡張
【ペナン】電子製品契約製造業者Bakti Comintel Manufacturing Sdn Bhd(BCM)は来年初にペナン州スブラン・プライからクダ州クリム・ハイテク・パークに工場を移転するのを機に、積極的な事業拡張に乗り出す。
Ｄ.ヴィジャヤ工場長が10日語ったところによると、クリムの4ｈａの土地に2200万Ｍドルを投じて設けられる新工場の生産ラインは現在の16本から26本に拡大される。
ＢＣＭはモトローラ(M)Sdn Bhdとマレーシア政府の技術移転契約受けて、1993年に払い込み資本250万Ｍドルで設立された。それ以来主にモトローラの世界需要に応じて、各種通信機器部品の製造を手がけてきたが、両社間の技術移転プログラムも来年は完了する。目下同社はモトローラの他、ソニー等の多国籍企業向けにミニコンポ、チャージャー、移動電話等、147種類の製品を月間17万ユニット製造している。同社は一般通信機器の範疇を超えた領域への進出を図っており、既にサテライト・デコーダー、ナビゲーション製品の製造も手がけている。昨年の営業額は600万Ｍドル、今年は1800万Ｍドルを見込んでいると言う。(NST:4/11)
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