1995-03-27 ArtNo.1010
◆<星>蘇州タウンシップに丸紅も出資希望
【シンガポール】蘇州タウンシップの開発業者チャイナ・シンガポール・スーチョー・インダストリアル・パーク・ディベロプメント(CSSD)に三菱商事、三井物産に続き丸紅が参加を申し出た。
シンガポール企業コンソーシアムと中国コンソーシアムの65:35の合弁会社CSSDのチャン・スーセン重役(CEO)が24日語ったところによると、CSSDは丸紅に対して三菱商事/三井物産と共同で資本参加を準備するよう提案した。現在のところCSSDのシンガポール側コンソーシアムには地元企業19社が出資しており、韓国のサムスン・エレクトロニクスも出資契約に調印しているが、なお韓国政府の認可待ちの状況にある。これら3社がいつコンソーシアムに加わるかは決まっていない。 一方、最近新たに2社が工場進出を決め、タウンシップへの進出企業は16社、投資約定額は11億6000万Sドルとなった。これら2社とはドイツ企業シーメンス傘下の補聴器会社A&MヒアリングLtdとシンガポール/中国合弁のオフィス・ファーニチャー製造会社で、前者は100万~200万米ドル、後者は200万米ドルの投資を予定していいる。 CSSDはまた2つの専門チームを設けてタウンシップ内に化学工業団地と自動車部品工業団地を設ける青写真の作成と事業化調査を進めている。化学工業団地には北部の370haの土地が、また自動車部品工業団地には第3期工事で開発される東北部の369haと東部の374haの区画が、それぞれ配分される予定だ。しかし現在タウンシップへの工場進出を申請する化学企業や自動車部品企業はこれらの団地の完成を待つ必要はなく、第1期工事分の工業団地への入居が認められると言う。(ST,BT,LZ:3/25)
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