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1997-04-12 ArtNo.10098
◆＜星＞ウェンズ、マレーシア事業再編でＳ＄５９００万特別利益
【シンガポール】セスダック登録のウェンズ・インターナショナルは、クアラルンプル証取(KLSE)上場のO'Connor's Corp Bhd(OCB)の全持ち株を売却するとともに、ＯＣＢ子会社O'Conner's Properties(OCP)の49％の権益を買収する。ＯＣＢはこれに先だって全ビジネス／資産をＯＣＰに注入するため、ウェンズは以上の取引後も依然として現在と同様なビジネス権益を維持できるとともに、両取引を通じて1億300万Ｍドル(S$5920万)の特別項目利益を手に入れる。
ウェンズが10日発表したところによると、同社の完全出資子会社O'Conner's Holdings(CCH)は、ＯＣＢの51％の持ち株をマレーシア企業グレート・オーラ(M)Sdn Bhdに1億7080万Ｍドルで売却するとともに、ＯＣＢが完全出資する冬眠会社ＯＣＰの49％の権益を6610万Ｍドルで買収する。
移動電話機器、事務機、写真機器、消費財の取引を手がけるＯＣＢ(前社名O'Conner's Engineering and Trading)は、1995年にもセスダック登録のゴールド・トロンとクアラルンプル証取(KLSE)上場のトンカ・ホールディングズの買収の標的にされており、昨年8月には再度トンカが同社の買収を図るとの噂で株価が急騰した経緯がある。ＯＣＢの昨年9月期営業額は2億3980万Ｍドル、税引き前利益は3260万Ｍドル、純有形資産は1億230万Ｍドルだった。(ST,BT:4/11)
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