1995-03-27 ArtNo.1008
◆<星・台>航空工業合弁流産
【シンガポール】シンガポール・エアロスペース(SAe)とタイワン・エアロスペース・コープ(TAC)の台湾における航空機メンテナンス合弁計画は、3年越しの交渉の末結局実行見合わせとなった。
両社と第3のパートナー、グレート・チャイナ・エアラインズは台湾に合弁会社を設立し、台湾やアジア地域のサード・パーティーに航空機のメンテナンスや狭胴型航空機の改良サービスを提供するはずだった。3社は92年5月に覚書を交換、事業化調査を進めてきたが、SAeは24日の声明で、事業化調査の結果プロジェクトを見合わせる方針を決めたと発表した。 TACは1991年に台湾政府の29%の出資で設立されて以来、米国スウェアリンジェン・エアクラフト・インクとの6人乗りジェット機製造合弁、ブリティッシュ・エアロスペースPlcとのリージョナル・ジェット製造計画等、様々なプロジェクトの推進を図ったがいずれも成功しなかった。(ST,BT,LZ:3/25)
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