1995-03-27 ArtNo.1007
◆<星>年商S$1億以上の企業100社育成:首相
【シンガポール】シンガポール政府は地元企業が特定領域において世界的スケールの企業に成長することを支援するとともに、向こう10年間に年商1億Sドル以上の企業を100社育成する計画だ。
ビジネス・タイムズとDHLワールドワイド・エクスプレスが24日共催した第10回シンガポール・ビジネス・アワードの席上挨拶したゴー・チョクトン首相によると、シンガポールは新たな国際ビジネス環境の中で、今後1)“科学技術の温床”、2)“新市場へのゲートウェイ”、3)“地元多国籍企業の揺籃”としての役割を演じ、その持つ特徴、例えば“アジア市場に対する理解”、“アジア諸国との緊密な関係”、“新科学技術への迅速な対応力”、“高い効率性”等を十分に発揮する。これによりシンガポールは国際ネットに組み込まれたマイクロチップの役割を果たすことができる。シンガポール企業が世界的企業に成長し得る潜在領域としては、“工業パークの開発・管理”、“海事工業”、“公益事業/インフラ開発”、“レジャー/接客業”等が挙げられると言う。 なお今年のビジネスマン賞はRSPアーキテクツ・プラナーズ&エンジニアーズのアルバート・ホン会長に、企業賞は印刷会社Xプレス・プリントに、マネージャー賞はヒューレット・パカード前マネージング・ディレクターのアレックス・チャン氏に、それぞれ授与された。(ST,BT,LZ:3/25)
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