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1997-04-10 ArtNo.10065
◆<星>SP社、S$8億投じジュロン発電所アップグレード
【シンガポール】総コスト11億Sドルのスラヤ島発電所第三期工事(最終)を完成させたシンガポール・パワー(ST)は、30年を経たジュロン・パワー・ステーションのアップ・グレードを検討中で、同コストは6億~8億Sドルと見積もられている。
近く電力市場に参入する独立電力供給業者トゥアス・パワー及びスンバワン・プロジェクト・エンジニアリングCo(セムペック)との競争に備え、準備に余念のないSP社のホー・クオンピン会長が8日催されたスラヤ島発電所第3期工事落成式の席上語ったところによると、ジュロン発電所に認められた発電量は810MW(メガワット)だが、実際の発電能力は690MWにとどまっている。インドネシア産乃至マレーシア産の天然ガスを利用したより効率的な複合サイクル発電所の建設が検討されており、工事は2001年乃至2002年に完成する見通しだ。
スラヤ発電所は、この他副産物のスチームの販売や脱鉱物水の販売を通じて、経営の効率化を図る方針で、ペトロケミカル・コーポレーション・オブ・シンガポール等との協議を進めていると言う。
トゥアス・パワーは目下建設中の15億Sドル、1200MW発電所が完成する1999年4月からSP社と競争することになるが、トゥアス発電所のキャパシティーを更に1200MW拡大する第2期工事も近く着手される。同工事は2001年に完成する予定だ。一方、セムペックは月曜、サクラ島に600MWの発電所を建設する原則的認可を得たと発表しており、ベルギーのTractebelグループと手を結ぶものと見られる。工期は28カ月で、実行が決まれば、やはり1999年までには稼働することになる。トゥアス・パワーとセムペックの発電事業は、1998年末前後に予想されるシンガポールの電力供給民営化の日程にピッタリ一致している。同民営化計画では、プーリング&セツルメンツ方式が採用され、5MW以上の大口顧客は、入札を通じて最も競争力ある価格/条件を提示した電力会社を自由に選択できるようになる。
SP社の発電能力は現在の5600MWから2001年には8600MW、2005年には1000MWに倍増するが、供給過剰の恐れに関してホー氏は、競争環境が健全か否かは監督官庁が判断することだが、SP社は如何なる環境の下でも、他社と競争する準備ができていると語った。(ST,BT,LZ:4/9)
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