1997-04-08 ArtNo.10048
◆<印度>一括発注方式で道路建設コスト・カット目指す
【ニューデリー】インド中央政府は、事業化調査から建設/経営に至る契約を一括して単一のコンソーシアムに発注するいわゆるDBFO(デザイン/ビルド/ファイナンス/オペレート)方式の採用により、ハイウェイ拡幅工事のコスト削減と工期短縮を図る方針だ。
DBFOプロジェクトにはBOT(建設/経営/引渡)方式が採用されることから、コンソーシアムには、コンサルタント/ファイナンシャー/請負業者/経営会社が含まれることになる。
陸上交通省はラジャスタン州ジャイプール/キシャンガル間、カルナタカ州フッスル/クリシュナギリ間、タミールナド州ティンディバン/チンガルペト間の3つのプロジェクトにDBFO方式を採用する方針で、これらのプロジェクトには約240キロに及ぶ4車線拡幅工事が含まれる。総コストは800クロー以上と見積もられ、落札者には工事完了後30年間にわたる通行料の徴収が認められると言う。(ET:4/7)
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