1997-04-08 ArtNo.10046
◆<印度>スペイン企業がビハール・アロイの再建支援も
【カルカッタ】Usha MartinグループのJhawar一族は、ビハール・アロイズ&スチールLtd(BASL)の再建を目指してスペイン企業Salisnor Samancorと合弁協議を進めているようだ。
Jhawar一族は外国パートナーの技術/ノーハウとともに1億米ドルの新資金注入を期待しているとされる。BASLのPrasant Jhawar取締役は、ET紙のインタビューに対して外国パートナーと合弁協議を進めていることを認めたものの、交渉相手の社名を明らかにすることを避けた。
伝えられるところでは、Salisnor社は既に著名なコンサルタント会社2社を通じて合弁計画の事業化調査を行っており、これらのコンサルタント会社は、既存の電炉をミニ高炉に転換する可能性、高付加価値新製品の導入、生産規模を現在の12万トンから20万トンに拡大すること、2100人以上の従業員の1000人前後への削減等を提案したと言われる。(ET:4/7)
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