1997-04-08 ArtNo.10042
◆<馬>サラワク企業、M$3500万投じパーム油精製施設拡張
【クチン】ビントゥル・エディブル・オイルズSdn Bhd(BEO)は、サラワク州におけるパーム原油(CPO)生産の急増に伴い、3500万Mドルを投じて、目下CPO精製施設を拡張している。
BEOのタン・ティオンカイ重役(GM)がビントゥル港出版のStarboara紙上で明らかにしたところによると、来月には合計貯蔵能力1万2000トンのタンク6基が完成、合計貯蔵能力4万トンの既存タンク28基に追加される。これによりCPO精製能力は現在の1日1250トンから2450トンに拡大される。また2000年までには日間処理能力3250トンが目指される。
サラワク州におけるCPO生産は1996年の22万7360トンから2000年の54万200トンに拡大、パーム農園の面積も現在の18万haから2010年の30万haに拡大する見通しだ。
BEOは精製/脱臭/漂白(RDB)パーム油、RDBパーム・ステアリン、RDBパーム・オレイン、パーム脂肪酸、調理油の製造を手がけ、製品の99.8%は米国、中国、エジプト、日本、半島マレーシア等に輸出している。(STAR:4/7)
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