1997-04-08 ArtNo.10039
◆<馬>インフォテック、イメージ確認システムでMSCに参入
【クアラルンプル】インフォテック・ソフトウェアSdn Bhdは、米国イーストマン・コダック・カンパニーが開発したイメージ確認システム(IVS)のライセンスを武器にマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)のフラッグシップ事業、マルチパーパス・カード・プロジェクトに参画する計画だ。
インフォテックのタン・ティオンブン重役(GM)が先週明らかにしたところによると、IVS技術の導入は米国、日本に次ぎ3番目。IVSは、イメージ確認圧縮ソフト、イメージ確認解凍ソフト、イメージ確認照合ソフトの3つから成り、クレジット・カード、デビット・カード、パスポート等に装着された磁気テープ、2-Dバー・コード、マイクロプロセッサー・チップ等にカラー・ポートレート・イメージを記憶させ、またこうしたイメージを認識することができる。
現在のところマイクロソフト・ウィンドウズ3.1、DOS6.0等に対応、ウィンドウズ95、ウィンドウズNTバージョンも今年6月に発表される。同社は目下、マレーシアにおけるベンダーを物色している。(コンピュータイムズ:4/7)
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