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1997-04-07 ArtNo.10027
◆＜馬＞ＡＢＢトランスミッション、年商Ｍ＄１０億目指す
【クアラルンプル】マレーシア／ブルネイにおける送電／配電ビジネスを担当するアセア・ブラウン・ボベリ(ABB)の子会社ＡＢＢトランスミッション・アンド・ディストリビューションSdn Bhdは2000年までに年商10億Ｍドルの達成を目指す。
ズビル・ザイナル重役(MD)によると、昨年の手持ち契約は5億Ｍドルだったが、今年は8億Ｍドルに拡大しており、10億Ｍドルの目標達成は困難ではない。同社のビジネスの60％は送電、残りは配電で、送電ビジネスの中核は132～500ＫＶの高圧変電所の据付に関わるターンキー契約。事業化調査から入札、プロジェクト・マネージメント、金融アレンジ、エンジニアリング、デザイン、資材調達、機材輸送、土木工事、建設、試運転まで、全ての段階を手がける。1988－96年の間には132－275ＫＶ変電所市場の25％のシェアを占めた。
またマレーシアにおける開閉器の製造ではより高圧のものが手がけられるようになっており、ラワン・インダストリアル・エステートの新工場では、6月から132ＫＶ開閉器の製造が開始される。また輸入部品の使用率は20％に引き下げられ、研究開発(R&D)には年間100万Ｍドルが投じられている。同社はこのほどインターネット・ホーム・ページ(http://abb.com.my/home/t&d)も開設した。(STAR:4/5)
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