1997-04-07 ArtNo.10024
◆<馬>KUB、Keloilとクランタンで石化合弁
【コタバル】与党統一マレー国民組織(UMNO)の党員を主要株主とするKUBマレーシアBhdと野党イスラム党(PAS)政権下のクランタン州経済開発公社(SEDC)の完全出資会社Keloil Sdn Bhdは4日、マハティール首相及びニク・アジズ・ニク・マト首席大臣の立ち会いの下、クランタン州に石油化学コンプレックスを建設する対等出資合弁契約に調印した。
両社はコタバル南方10キロ、Pantai Senok,Bachokの2000haの土地に2003年の完成を目処に、総合的な石油化学コンプレックスを建設する計画だ。両社は共同で事業化調査を進め、開発コストや当初投資額を算出、KUBはパンタイ・スノにおけるガスの陸揚げに責任を負い、Keloilは主に土地収用、工業/商業用地の造成等を手がける。今回の契約は昨年5月9日にアンワル副首相/ニク首席大臣の立ち会いの下に交わされた覚書に基づくもの。(STAR:4/5)
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