1997-04-07 ArtNo.10019
◆<星>ECO、荏原の支援下にワンストップ廃棄物処理場建設
【シンガポール】エコ・インダストリーPte Ltdは、荏原の技術協力を得て、トゥアス・アベニュー20の3.4haの土地にリソース・リサイクル・センター及び化学廃棄物管理センターを建設する。
エコ社のチュア重役(MD)が5日、催された起工式の席上語ったところによると、両センターが明年完成すれば、廃棄物の処理とリサイクルのワンストップ・サービスを提供でき、シンガポールにおける廃棄物資源回収業務の40~45%、有毒廃棄物処理業務の30~40%を処理できる。2.5haの敷地に設けられる化学廃棄物管理センターは1日50トンの有毒廃棄物を処理でき、恐らく域内初の有毒廃棄物処理施設になる。この日はまたテトラ・パック社のサステインド・ショックウェイブ・プラズマ・テクノロジー(SSPT)の移転式が催された。SSPTは世界最先端の廃棄物処理技術とされる。1995年12月30日に設立されたエコ社は、フィリピンやマレーシア市場の開拓も計画、目下第2のパートナーを求め、外国廃棄物処理会社3社の選考を進めていると言う。(LZ:4/6)
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