1997-04-05 ArtNo.10014
◆<馬>BASF、シャー・アラムにM$7千万新本部建設
【クアラルンプル】ドイツの石油化学会社BASF AGはシャー・アラム--ブキ・ジュルトンの5haの用地に7000万Mドルを投じて新本部を建設する。
同社が3日発表したところによると、新センターには1998年までに、BASFのマレーシア本部、中央倉庫、マスターバッチ・プロダクション/カラー・マッチ施設が収容される他、ブレンディングやミクシング施設も設けられる可能性がある。
去る1月に新設されたBASFポリウレタン(M)Sdn Bhdは今年末には、ほぼ1000万Mドルを投じた年産1万トンのブキ・ジュルトン工場における生産活動に着手する。
BASFは現在マレーシアにBASF(M)Sdn Bhd、BASF Chemdyes Sdn Bhd、BASFコーティングズ&インクス・ホンコンLtd、BASFポリウレタンSdn Bhd、BASFテキスタイル&レザー・センター・アジアSdn Bhdを擁し、BASF(M)Sdn Bhdの昨年の営業額は3億2000万Mドルを記録した。同営業額は今年も25%の成長が見込まれている。
また今年末までにはクアンタン近郊グブンにおけるペトロナスとの3つの合弁石油化学プラントが着工される。25億Mドルの第1期事業ではアクリル酸、エステル、オキソ・アルコール、可塑剤の製造施設やプロパン脱水素プラントが建設され、2001年の稼働が目指されると言う。(NST:4/4)
|